2012/11/24 更新

「宇都宮けんじさんに期待します」 「兵庫・憲法県政の会」 声明

宇都宮けんじさんに期待します

2012年11月22日

憲法が輝く兵庫県政をつくる会

11月29日告示、16日投票で東京都知事選挙が行われます。

私たち「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」は、

ともに住民主人公の地方自治体をめざす立場から、

弁護士の宇都宮けんじ氏が訴えておられる

「人にやさしい東京都政の実現」を心から期待するものです。

宇都宮氏は、

次の「人にやさしい東京をめざして‐都政で実現をめざす4つの柱」を発表されました。

(1)誰もが人らしく、自分らしく生きられるまち、東京をつくります。

(2)原発のない社会ヘ‐東京から脱原発を進めます。

(3)子どもたちのための教育を再建します。

(4)憲法のいきる東京をめざします。

そして、具体的な政策としても、

「消費税引き上げに反対」、「大規模再開発などの支出を見直すこと」、

「福祉・医療を充実できる財政を確立」、

「再生可能エネルギーの普及など、

脱原発のためにできることを、都民の参加と知恵を得ながら検討し、実施する」、

「『日の丸』・『君が代』」の強制に反対すること」、「子どもたちにあたたかい教育行政に転換すること」、

「憲法『改正』に反対すること」、「普天間基地の辺野古移転、欠陥機オスプレイの配備は認めないこと」、

「米軍基地のない東京をめざす」などを掲げておられます。

そして、それらの実行のために、

「住民参加のもと、実質的な議論を丁寧に進め」ることも表明されています。

私たち「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」は、

2009年の兵庫県知事選挙において、「人にやさしい兵庫」を訴えてきました。

宇都宮氏が「人にやさしい東京をつくる」を呼びかけておられることに、

心から共感するものです。

また宇都宮氏は、弁護士として多重債務など貧困の問題に長く携わるとともに、

日弁連会長として、人権擁護活動や、

東日本大震災と原発事故の被災者・被害者支援などに取り組んでこられました。

今日、地域主権の名で、

「住民の健康と福祉の増進を図る」とされている

地方自治体の役割そのものを変質・解体させようとする動きが強まっています。

また、大阪府・市のように独裁・命令による政治を公然と正当化する地方行政も進められています。

こうした中で、住民が主人公の地方自治体づくりは焦眉の課題となっています。

宇都宮氏の掲げる「人にやさしい東京をつくる」都政の実現は、

全国への大きな励ましとなるものです。

私たち「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」は、

宇都宮けんじ氏に心から連帯するとともに、あらゆる努力を尽くすものです。

20121122 宇都宮けんじさんに期待します 「兵庫・憲法県政の会」