2025/09/26 更新

9.26「斎藤知事を辞めさせよう! 一言書いてください」 メッセージカードを広めよう!

 9月26日(金)14時。県庁記者クラブにて記者会見を行い、斎藤知事辞職を求める『一言メッセージカード』に取り組むことを明らかにしました。

 元県民局長の告発文に端を発する県政の混乱が続く中、広く県民に対話を呼びかけ、知事へのメッセージを記した一言メッセージカード10万筆を集めて直接思いを届けることを目指します。

 会見で、斎藤知事が百条委員会や第三者委員会によるパワハラなどの認定を認めない姿勢を「地方自治の長としての資格がない」と批判。県民世論が二分される現状を打開するため、対話を通じて相互理解を深める運動が必要だと説明しました。

 運動では「県政正常化のため辞任してください」との文言と自由記述欄を設けたメッセージカードを配布。プライバシーに配慮し、住所は書かず、ペンネームやイニシャルでの参加も可能とする。ネットでも意見をつのります。

 県政の会は「県民の思いを知事に集中させたい」としており、第1次締め切りを12月議会に合わせ、集まったメッセージを知事に届ける予定です。

 「こちらからWEB版一言メッセージ」に移動できます。

 是非、一言をお願いします。

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発表したアピールは次の通り。

憲法が輝く兵庫県政をつくる会 声明

2025年9月26日

 「斎藤知事を辞めさせよう! 一言書いてください」 メッセージカード運動に取り組みます
兵庫県政の異常事態が続いています。県政の正常化には、斎藤元彦知事に辞めてもらい新しい知事を選出するしかありません。私たちはこの願いを知事に届け、社会に広くアピールするために「斎藤知事をやめさせよう! 一言書いてください」のメッセージカード運動に取り組みます。

 今日にいたる県政の異常は、2024年3月に元西播磨県民局長が斎藤知事を告発する文書を提出したのに対し、知事自身が「公益通報者保護法」を無視する対応をとったところから始まりました。

 その後、兵庫県議会は告発文書の当否と個人情報の漏洩問題を調査する「百条委員会」を設置し、調査の途上、24年9月に知事不信任を決議して、斎藤知事は自動失職に追い込まれました。11月には斎藤知事が再選されますが、この選挙は、ある候補者が自身の当選ではなく斎藤氏の当選を目指して立候補し、そのためにSNSで大量のデマを流すという異様なものとなりました。

 2025年3月から5月にかけては「百条委員会」に加え、3つの「第三者委員会」から調査結果が示されました。

 各調査は、1)パワハラなど知事による不適正行為があった、2)通報者特定などの対応は「公益通報者保護法」に違反している、3)前総務部長による個人情報漏洩があったことなどを認定しました。「第三者委員会」は斎藤知事が設置したものですが、それらの委員会も知事の重大な責任を指摘したわけです。
 しかし、斎藤知事はこれらにまるで誠実に対応していません。会見では記者の質問をはぐらかし続け、情報漏洩問題での前総務部長の停職処分、知事と副知事の給与減額処分だけで問題の幕引きを図ろうとしました。6月の県議会はこの減給条例案を認めず(継続審議)、幕引きを許さぬ態度をとっています。

 こうした経過をふり返れば、今日の県政の異常の中心に斎藤知事の役割があることは明らかで、県政の正常化には斎藤知事の辞職が不可欠です。
1)「公益通報者保護法」違反の認定を認めないのでは、法令に基づいて県政を運営する知事の資格はありません。

2)「百条委員会」や「第三者委員会」の認定内容を無視するのでは、地方自治にもとづく自治体の長としての資格はありません。くわえて、

3)斎藤知事が出発点をつくったこの異常の中で、複数の関係者が自ら命を絶つにいたったことへの責任も極めて重大です。

 私たちは、県政の正常化を願う多くの県民のみなさんの声を形にするために「斎藤知事を辞めさせよう! 一言書いてください」メッセージカード運動に取り組みます。多くのみなさんのご協力を心よりお願いします。

以上

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20250926 憲法が輝く兵庫県政をつくる会声明